2010年6月10日木曜日

ARTing 第4号 特集「版画を思考する」より

版を用いて同じものを何枚も刷る・・・
絵筆で直接描くのでもなく、また機械的にプリントされる写真でもない。
版画の魅力は、ちょうどその中間に位置している。
版画とは何か?
版画でしか表現できない世界とは?
特別寄稿として現代美術のご専門である近藤幸夫先生の版画エッセイ。
そして、版画鑑賞の予備知識のための簡単な技法の紹介と入門エッセイ。
本論として、普段なかなか語ることのない作家四名(古本元治、三枝孝司、内田るり、山口純寛)に版画に対する思いをご寄稿いただきました。
この特集が福岡の版画文化の向上のきっかけの一つになれば幸いです。

   責任編集 加藤恵+三根弘子